竜の女王、ヴィーシャンはノーラスの大地に自分の竜の子供たちを産んだ。そして彼女は偉大なる魔法の遺物である自分の水晶の鱗の一つもまた残した。この鱗は、竜が集い、同胞が出会い、そして彼らの卵を守る巣(the Nest)の遺宝箱に保管されていた。巣は、サーペント川を越えて魔法のベールで隠されていた。鱗は常に巣のもっとも力が強く賢明な竜たちによって保護されていた。それから後に、遺宝箱の聖性と鱗の守りはすべてばらばらとなってしまう。
遥か昔、ソルセック・ローと云う名の神は嫉妬の怒りによってサーペント川に沿って大地を隆起させ、サーペントスパイン山脈を作り上げた。その神の行いは遺宝箱を歪ませ、新しい山脈の頂をさらに高くした。レザー(Lethar)と云う名の鱗の守護者は大地の激烈な変動を生きながらえた。そして、自分自身のために鱗を所持することに決めた。彼は裏切り、そして欺くことで、それを為しえたのだ。それから、レザーは、彼の命令により創った、エルフと竜の血の奇妙な生き物である、ディンレス(Dyn'leth)と云う名の息子を持った。そして、多くの年月の間、ディンレスは自分の父親の望むように努めた。しかし、彼の目に光る力への強い欲望の前に、それも長くは続かなかった。(EverQuest The Serpent's Spine Manualより)
サーペントスパイン山脈の最も高い氷の頂の中に、クリスゴール(Krithgor)の巨人たちや彼らの残党は住んでいる。ノーラスのほかの巨人たちとは異なり、彼らは知的で、いくつかの魔法に熟達している。しかし、彼らが非常に長生きする見込みは僅かだ。
遥か昔に、地の界へ侵略するという向こう見ずなことをしたことの代償として、愚鈍で不精になるという神々の呪詛がノーラスの巨人、オーガ、ゴブリン、オークに下された。そのとき、戦の神であり彼の種族の父でもあるラロス・ゼック(Rallos Zek)は戦争に参加しなかったクリスゴールの巨人たちに対して彼自身の呪いを保留した。ラロス・ゼックは戦の界で彼に奉仕しなかった自分の子供たちに彼自身の復讐を強要しようとしたのだ。その呪いは今日までクリスゴールに絶えず付きまとっているのである。(EverQuest The Serpent's Spine Manualより)
ビクシー(Bixie)の故郷の場所の大いなる神秘はサーペントスパイン山脈で明らかにされた―ストーンハイブ(Stone Hive)は見つかったのだ。けれども、ミスティの林やキシコールの森に記憶されているようなビクシーではない。これは、憎悪の神が森の植物の多くを腐らせた血のキシコールと呼ばれる戦争に介入したときに森を消滅させた大いなる魔法が原因のようだ。多くの人が知っているように、ビクシーは地面の下から自分たちの食料―特にジャムジャム(Jumjum)―を取ってくる数少ない生き物の一つだ。そして、彼女たちは憎悪の魔法に影響を受けた。
彼女たちは腐った植物の多くを食べるにつれて、緩やかに変化した。しかし、ついには彼女たちは自らが完全に変化したことに気付いた―身体的にそして他のほとんどあらゆる点で。彼女たちは進化したのだった。(EverQuest The Serpent's Spine Manualより)
クレッセントリーチは、商人やトレードスキルを行う場所、それにギルドマスターが完全に機能している都市である。それは、『虚ろ(The Hollow)』と呼ばれる巨大な三日月形のクレバスに面する断崖の内側に作られた石造りの都市である。
半分ドラゴン、半分人間の新しい種族、ドラッキンは、覚醒・進化を経験する場所であるクレッセントリーチに巡礼の旅をし、ついには彼らの人間部分の歴史を忘れ去ってしまう。ドラッキンの優先事項は、自己保全とドラゴンの意思を守ることである。6体のドラゴンの創始者たちは、儀式により彼らの血を人間に触れさせることでドラッキンを創生した。これらのドラゴンたちは空に開けた巨大な柱の上の都市の区域内にある魔法の木立に住んでおり、自らの意思で出入りをする。ドラゴンたちは6つの色―青、赤、緑、白、黒、金を持つ。クレッセントリーチは世界の別の人々に対して、彼らドラッキンがどのような者たちなのかを定義するための探索と機会の前哨地点ともなっている。クレッセントリーチはかつてはノック(Nokk)と呼ばれる古代のオーガの都市であった。サークル・オブ・クリスタルウイング(the Circle of the Crystalwing)―新しい種族を作るためドラゴンの巣(the Dragon's Nest)の長老たちに反抗した6体のドラゴンたち―が新しい種族を始めるための場所を探したとき、彼らはこの古の都市を見つけた。現在では、彼ら自身によって作られたドラッキンたちによって管理されている。ドラッキンの文化は、布、皮、植物、そして彼ら自身の鮮やかな色彩を反映する色とりどりな自然の染料などを作り出す彼らの有機的なアイテムに見られる。(EverQuest The Serpent's Spine Manualより)
オーガの古代都市、ノック(Nokk)についての補足
クレッセントリーチは昔、ノックというオーガと都市でしたが、そこに住んでいたオーガたちはラス評議会の呪いを受けて知性を下げられ、魔法技術や戦闘技術は失われしまいました。当時の支配者ゲックダール(Gekkdar)は、知性の低下を防ぐため、シャーマンの魔法により自らを殺しました。そして、現在でもゲックダールはその魔法により休むことも眠ることもなしにクレッセントリーチに留まっているのです。
もし、彼に会いたければクレッセントリーチの都市の一番上の一番奥の部屋に行くと良いでしょう。玉座にもたれ掛かるように座っている彼に会えるはずです…。